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自分の殻を破り、
一歩踏みだすような体験ができた

大学就学中にNZへの海外留学を決定されたUさん。クライストチャーチの語学学校に通いつつ、同時にお仕事を探されました。結果、ファーム(牧場)の仕事につくことができましたが、ファームでのお仕事は未経験であり、かつすべてが英語環境、ということで、大変ですが新鮮で有意義な毎日を過ごされました。

ご利用サービス:現地ワーキングホリデーサービス

主なアクティビティ:語学学校での英語学習・ファーム雇用

年齢:10代後半

サービス期間:1年

ビザ:ワーキングホリデービザ

滞在場所:アッシュバートン(南島)

英会話レベル:2 - 単語で話せる 

*英会話レベル(サービス開始時)

1 - ほとんど話せない 2 - 単語で話せる 3 - 短い文章で話せる 4 - 簡単な会話ができる 5 - 会話に問題はない

成長を実感する毎日 (入国から半年後)

​ー 近況をお聞かせいただけますでしょうか。

NZに来てから半年近く経ちました。最近は、「楽しみながら成長できているな。」という実感があります。

仕事では言われたことを理解して行動することが必要です。当たり前のことですが、英語力がない、さらにファームに関する知識がまったくなかった私にとっては厳しいものでした。とにかく行動し、分からなかったら質問する、この繰り返しです。この行動を続けて上司の要求に応じる事によって信頼をえて、簡単な仕事から難しい仕事を頂けるようになりました。

休日は基本的には家事に明け暮れれていますが、土曜日のオフの日には、ロバートの両親と一緒にマーケットに行って肉屋さんの手伝いをしたりしています。いつでも歓迎してくれるこういった環境には本当に感謝が付きません。

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​乳搾りを教えてもらう。見た目より難しくてハード。

​ー 休日はどう過ごされていますか

休日は基本的には家事に明け暮れれていますが、土曜日のオフの日には、ロバートの両親と一緒にマーケットに行って肉屋さんの手伝いをしたりしています。いつでも歓迎してくれるこういった環境には本当に感謝が付きません
 

​ー 学校の方はいかがでしょうか

一緒にNZに来た仲間とは主に英語の授業のときに会います。そのつど情報交換をし、お互いの成功や失敗、おもしろい話などを共有しています。例えば私がルームメイトとの関係をよく保つために取り組んでいる方法を留学仲間に伝えて真似をしたり、英語の発音が良い友人に勉強方法を教えてもらい真似をするという様に、お互いの良いところを盗み合いながら、切磋琢磨して成長できていると感じます。

​ー 良かった、と思うことはありますか
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​なんだかんだでしんどいけど楽しい

ある日突然、上司から「家が来るから行くぞ」と言われてついていくと、大きなトラックに家が積まれて運ばれてきました。そして翌日は上司とその家の配管工事をしました。そして数日後の私の誕生日に、プレゼントだと言ってケーキとその家の鍵をくれました。「まじかよ NZ!」と感じつとともに大事にされているなと温かさを感じたときでもありました。

 

残すところ数ヶ月となりましたが、こちらでしかできないことに挑戦し楽しみながら成長していきます。

NZで働いて思ったこと

​ー 今のお気持ちは?

とにかく行って良かったなというのが正直な気持ちです。自分の意思のもと決断し、留学したことが良かったです。というのも私は自分の周りの環境や価値観に気づかずうちに合わせて物事の選択をしており、何か息苦しい、面白くないというような感覚が常にありました。自分の気持ちに正直になり自分の好きなことをしよう、そしてそれに向き合い頑張ろうという気持ちでした。

実際にNZに行き、何も聞き取れない、言葉も話せない、誰も知らない、牧場の仕事の知識もない、社会で働いたこともない、そんな環境に飛び込んだことは本当に良い選択でした。またそのような機会をを用意していただいたことに感謝しています。

何も知らない環境に飛び込みチャレンジできました。日本では自身のキャラクターや言葉で言い訳したり、さぼったり、そういうことができるけれど、現地では自分は言葉も話せない、いわば赤ん坊のようなもの。自分の言葉は「連続する行動」だと理解し、とにかく理解できていると行動で示すように努めました。また皆が嫌がること、しんどいこと、面倒なことなどを率先してすることで信頼を勝ち取る必要がありました。これは仕事でも人間関係でも同様でした。自分の殻を破り、一歩踏み出すような体験ができたと思います。

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夜のChristchurchでの一枚

​ー 今回の留学経験によって、自分の中で変わったと思うことはありますか

困難な状況に向き合い、それを克服するという姿勢のベースができたように思います。また自分の取り組んだことのないことや、未知の環境に対する抵抗がなくなり、自分で自分の幅を狭めないようにできているかなと感じます。

今の仕事(食肉関係)で一番いかせていることは、牛とか動物を見ても怖くなくなったり、愛着がわくようになったりしたことかもしれません(笑)

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広大な牧場

NZSCスタッフからの一言

現在は日本在住です。食肉関係の会社でGeneral Managerをされています。とてもお忙しいようですが、お時間がとれたときには、NZの事務所に顔を出してくださいます。

​海外からの肉を扱うこともあり、海外からのゲストのおもてなしやお取引など、英語を使う機会も少なからずあるようです。ご帰国される頃には英語力がかなり伸びてらっしゃいましたので、お仕事にも幅が出ましたね。

そしてなによりも、様々な課題に取り組む姿勢や、困難に立ち向かう方法、そしてそれらを楽しむ心を身につけられたことが、本当によかったと思います。​

 

最後には就労先のファーマー様から、ワークビザのサポートをするのでぜひ残ってほしい、とのお声もかかるほどでした。お互いに良い関係を築かれたのだと思うとこちらも嬉しくなりました。

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